【2019年1月最新版】今年度からカナダ・ワーホリでバイオメトリクス(個人識別情報)が必要になりました!
カナダワーホリ申請に伴うバイオメトリクスの提供について
2019年度カナダ・ワーキングホリデー(International Experience Canada)の抽選・申請が早速始まりました!
またそれに伴い、今年度からカナダのワーホリビザの申請者に対し、バイオメトリクス(個人識別情報)の提出が義務付けられました。
バイオメトリクスとは
Biometrics…個人識別情報(バイオメトリクス)の事。
2018年12月31日から、移民や難民の流入に伴うテロリストや不法入国の防止、渡航の安全性の確保といった理由から、カナダ以外の国籍を有する全渡航者に対してバイオメトリクス(個人識別情報)の提出が必要になりました。
ワーホリを含むカナダのビザ申請では、両手指の指紋採取と、顔写真の2つを提出します。
バイオメトリクスの対象者
以下のビザ、許可証(Permit)を申請する人が対象になります。
一時滞在ビザ、観光ビザ(Temporary Resident Visa)
eTA対象国以外の国籍を持つ渡航者が対象。有効期間は6ヶ月以内で、シングルorマルチプルエントリー。
一時滞在許可証(Temporary Resident Permit)
過去に犯罪歴や何かしらの事由があってビザやeTAの資格がない場合に取得する許可証。一時滞在ビザとは異なるので注意。
就労許可証(Work Permit)
本記事のワーホリビザの事。正式にはオープンワークパーミットと呼称する。
就学許可証(Study Permit)
学生ビザのこと。語学学校や大学(院)等に6ヶ月以上通う場合はこのビザが必要になる。
永住権の申請(Permanent Resident Application)
カナダの永住する場合に必要なPRカードの発行申請。
永住権の更新申請(Permanent Resident card Renewal)
永住権(PRカード)の更新手続きの事。
バイオメトリクスの登録の必要がない人
また、以下に該当する人はバイオメトリクスの提供を免除されています。
14歳未満の子供と、79歳以上の人
一般的に、上記の年齢の渡航者はバイオメトリクスは必要ありません。
eTA(電子渡航認証)を所有し、カナダに渡航する人
eTAで観光・商用目的のカナダ渡航者はバイオメトリクス対象外です。
カナダeTAについては以下の記事からどうぞ!
バイオメトリクスの有効期間
バイオメトリクス提供時から10年間有効。提供時から10年以上経つと失効するので再申請する必要があります。
バイオメトリクスの費用
バイオメトリクスの登録料は一度につき85カナダドル、日本円で約7000円程です。
これに加えて、日本国籍者の方はワーホリプログラム参加費(150カナダドル)、オープンワークパーミット所有費(100カナダドル)が別途必要になりますのでご注意ください。
バイオメトリクスとワーホリ参加費、所有費を含め、2019年度のワーホリ申請料金は335カナダドル(=約30,000円)をオンライン申請時に支払います。
バイオメトリクスを登録する場所
世界各国のVSFグローバル内にあるカナダビザ申請センター(VAC)で実施。
その時滞在している国の申請センターで申し込みが可能です。取りやすいところで申請しましょう。
日本は東京、有楽町にあるVSFジャパン内のカナダビザ申請センターで実施しています。
◉カナダビザ申請センター(VFSジャパン)
住所: 〒105−0014 東京都港区芝 1−4−3 SANKI 芝金杉橋ビル 4F
電話番号:0120-961-673
営業時間: 月~金(土日祝を除く) 9:00〜17:00
上記の通り、日本では東京・浜松町の申請センターでのみの受け付けになっております。
地方在住の方はLCC(格安航空会社)を利用する等で、出来るだけ交通費を抑えていきましょう。
また、バイオメトリクスの事前予約制になっておりますので、VSFウェブサイトから予約を取ってから向かいましょう!
最後に…
昨年度のワーホリ申請の手続きに加え、上記の通りバイオメトリクスの登録が必要になります。
また、このバイオメトリクスはeTAを除いたあらゆるPermitやビザの申請で登録しなければなりません。
ワーホリに限らず、全ての査証・許可証において言えることは、前もって集められる情報・申請書類は出来るだけ早めに揃える、という事です。
提出と同時に申請書類を揃え始めるのは、却って焦りが生じて申請内容に不備や誤りを招き、結果的にビザ却下に繋がる要因となります…。
落ち着いて、1ステップずつ進めていきましょう!